『富豪刑事』VS『俺の空(刑事編)』
一昨日、アメリカの富豪実業家のことについて書いていたとき、「富豪」で連想したのが『富豪刑事』(筒井康隆/新潮文庫/1983年1月刊/460円)という小説。題名どおり大富豪の刑事が、警察の予算では解決できない難事件を、巨額の私費を投じて解決してしまう傑作ナンセンス(?)ミステリーだ。
ところが、この『富豪刑事』が霞む大富豪刑事がいた。その刑事の名前は安田一平。登場する作品は『俺の空 (刑事編)』(本宮ひろ志/集英社ヤングジャンプ・コミックス/530円/全7巻?)だ。
同じ富豪の刑事でありながら、安田一平の富豪ぶりのスケールのでかいこと。このマンガを読んだとき、「『富豪刑事』の負け!」と思わず叫びそうになった。これも小説家とマンガ家の富豪度の違いの反映かも……なんて想像を無責任にめぐらせてしてみるのも一興かも……。
コメント
「富豪刑事」のドラマが放映され、ふと思い立ちヤフー検索してこちらにたどり着きました。
今ごろコメントしても、どなたもご覧にならないとは思いますが、、、
「俺の空(刑事編)」よりも、「富豪刑事」の方が先に書かれています。
「富豪刑事」のハードカバーは1978年刊です。
一方、「俺の空(刑事編)」は翌年1979年に「ヤングジャンプ」に連載されました。
同じ1979年4月には「熱中時代・刑事編」という水谷豊主演のTVドラマの放映が始まり、とても人気がありました。
また、刑事編ではない「俺の空」が「週刊プレイボーイ」に連載されたのは、更に1~2年前だったと思います。
当時学生だった私は、どれもリアルタイムで見ています。
つまり「俺の空(刑事編)」は、「富豪刑事」と「熱中時代・刑事編」のアイディアを元にして描かれたのだと思います。
後発である「俺の空(刑事編)」の方がスケールがでかいのは、当然だと思いますね(^^)
投稿者: akina86 | 2005年02月11日 18:11
>akina86 さん
まともに受け取らないでください。作家と漫画家の富豪比較はジョークですから(^_^;)。
ちなみに、ぼくも、どれもリアルタイムで読んでいます。『富豪刑事』もハードカバーでした。『俺の空・刑事編』はコミックスも揃えました。
あ、『熱中時代・刑事編』は、たまにしか見てなかったかも……。
投稿者: すがやみつる | 2005年02月11日 18:48
すがやさん、素早いコメントありがとうございます。
有名な漫画家・小説家の方からコメントを頂けるなんて、、、(^^)
軽いノリで書いていらっしゃるのは承知していましたが、ちょうどテレビドラマも話題になっている時期です。
事情を知らない人も、このBROGを見るだろうなと思いまして、筒井ファンとして、事実関係を大真面目に書かせて頂きました。
この2作は、どちらも大変面白かったですよね。
(私は「刑事編」ではない「俺の空」にときめきました(^^;)「いいわよ,すてきよ安田くん!」)
そして今放映中のドラマも、主人公を女の子にして「いかにも」なシーンの連発!
原作のファンとしても、嬉しくなってしまいます。
小説、漫画、実写と、それぞれの良さがありますよね。
投稿者: akina86 | 2005年02月12日 01:41