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「漫画原稿を守る会」の業務終了

 このたび「漫画原稿を守る会」の残務(会計、原稿返却など)の報告をするための専用サイトが完成したのを受け、旧サイトを完全に閉じさせていただきました。

 旧サイト(http://members.jcom.home.ne.jp/mamorukai/)にアクセスすると、自動的に報告サイト(http://www.genkou.net/)にジャンプします。

 また、旧サイトの内容は、ほぼそのまま、新サイトにコピーされています。

 なお、旧サイトの閉鎖にともない、サイト内のファイルは、トップページを除いて削除しました。ただし、ホームページと掲示板のファイルについては、将来、何か問題などが起きたときのための証拠保全用として、こちらの手元にも保管させていただきます。

「賛同者」の個人データにつきましては、すべて削除いたしました。漫画業界の賛同者の皆さんに送らせていただいたメールマガジン、FAXマガジンのアドレスやFAX番号も、こちらのパソコンからは、すべて削除してあります。

 とりあえず、これにて「漫画原稿を守る会」ホームページ管理人としての報告も、最後にさせていただきます。長いような短いような間でしたが、さまざまなご協力、ありがとうございました。


2004年6月1日
「漫画原稿を守る会」ホームページ
元管理人:すがやみつる


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コメント

「漫画原稿を守る会」ホームページ管理人、ご苦労様でした。
すがや先生が(以前もこう書いているので先生付けですが)
管理人となってからは、非常に風通しが良く、自分達だけで
「凝り固まった」「独善的」な意見が減り、ネット上の法的な
部分に引っかかる「個人(組織名)を挙げての誹謗中傷」が
無くなり、大変有意義なサイトに成ったと感じました。

元々が「ネット素人」(私も含めて)の人達の立ち上げでも
あり、事の発端の作家のサイトでは、「誹謗中傷の嵐」でした。
作家個人の掲示板での「個人(組織名)を挙げての誹謗中傷」は
発言者個人が特定できない場合、サイトの管理者へ「ツケ」が
回って来ることは「某○ちゃんねる」などでも知られているはず
なのですが、残念ながらこの作家さんは、怒りで意に介さない
ようでした。
その流れが「漫画原稿を守る会」ホームページにも当初見受けられ
ましたので、「ばかだなあ。そのうち訴えられるぞ!」などと思って
おりましたが、すがや先生のおかげで無事方向修正出来たと思います。

今回の解散では「ああ、やっぱりここで終りか・・・」という感想しか
持てませんし、賛同していた方々の中にも自分の原稿の受け取り
拒否をする作家さんがおられることに、少なからずショック(と、言うか
現実を見たというか)を受けた様で、多分、次に原稿所有者及び流出
問題をテーマに組織作りをするとすれば、もっと行政的で、かつ、
事務的な組織と成る事と予想しております。

「泰山鳴動して恨本一冊」では哀しすぎますから。


>通りすがりさん

 コメントをありがとうございました。

「漫画原稿を守る会」とネットの関連についていえば、ネットに不慣れなマンガ家さんが多く、一般のネットワークユーザーとの距離感が、うまく掴めなかったことが、いろんな齟齬をきたす一因であったろうとも思っています。

 今回の事件は、倒産した出版社の社長が引き起こしたアンモラルな事件ですが、マンガが売れなくなっていることも、このような事件が発生した大きな要因のひとつであろうと思っています。実際にはマーケットが縮小してしまっているのですが、出版社は、量的(金額的)に雑誌や本を出しつづけないと倒れてしまうため、コストをかけずに点数だけ出そうとする……。そんな事態が招いた事件であり、似たような事件は今後も起こるのではなかろうかと思います。

 マンガ家も、自分が読者から必要とされてのか、それとも、出版社が生き延びるために必要とされているのか……といったことも考えたほうがいいのではないかと思います。

 マンガ界だけでなく出版界全体が、いま、大きな岐路に立っていることも知る必要があるでしょう。

 以下の本を読むと、現在の出版業界が抱える問題の全体像が見えてくると思います。


『だれが「本」を殺すのか〈上〉』(佐野眞一/新潮文庫/2004年6月刊/700円)
『だれが「本」を殺すのか〈下〉』(佐野眞一/新潮文庫/2004年6月刊/700円)




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